お姫様は最強です

~結奈side~



 とりあえずお互い着替えるために自分の部屋に戻ってきた。

 そして、あることに気づいてしまった。

 ……私のベットは何処へ?

 ここにあったよね?

 朝はちゃんとあったよね?

 ここでぐっすり寝てたよね?!

 どこにいったーーーーーーー!

 そして、私は机の上に一枚の紙が置いてあることに気づいた。

 まさか………!

 私は一目散に駆けより、その紙に目を通す。

 あまりにも衝撃的で、手がワナワナと震える。

「ありえなーーーーーーい!!!」

 その紙に書かれていたのは、

『ベット回収させてもらいました~♪

 竜也君と一緒に寝かせてもらってね♥』

 だけだった。

 嘘でしょ?!

 ほんとにあの人大丈夫?!

 頭狂ってんじゃないの?!

 ……そうだ!

 竜也に……!

 私は竜也にこのことを伝えるべく、部屋を飛び出し、竜也の部屋に向かった。

 ……といっても隣だけど。




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