お姫様は最強です



「──…はい、次の方どうぞ」

 20分ほど待ってやっと私たちの番がきた。

「じゃあ瞬君と美緒、先に~」

「おう!後でな!あと、頂上で頑張れ!」

「ぶっ…ば、馬鹿か!////////」

 ん?なんのことだ?

「おい結奈、早く行くぞ/////」

 何を照れているのか知らないが、少し赤い顔のまま逃げるように係員さんがいる方に歩いていった。

「ちょっと待ってよ~」

 竜也は歩くの早いんだからちょっとくらい待たんかい!!

 ていうか、ほんとに何を照れてるんだろ?




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