お姫様は最強です
気持ち
~竜也side~
「わ~動いてる!」
観覧車に乗ってすぐに結奈は窓にへばりついて外を見ていた。
「見てみて、夕日が綺麗だよ!」
結奈が笑顔で外を指差してそう言った。
夕日よりお前の方が綺麗………って、なに言ってんだよ、俺…///////
という脳内ツッコミをいれたところで外を見てみた。
そこにはとても綺麗な夕日があった。
「すごいね、町中じゃ建物が邪魔で見えないもんね。乗ってよかったな~」
「そうだな、ここなら綺麗に見える」
俺も乗れてよかった。
結奈の横顔を見ていると俺も笑顔になれる。
「今日はほんとにありがとう!こんなに楽しいの久しぶりだった!」
「いや、俺のほうこそありがとう。すげぇ楽しかった」
「うわぁ…え…えっと…楽しかったならよかった……////」
俺が微笑んで言うとなぜか顔を赤くしてそっぽを向かれてしまった。
なんでだ??