お姫様は最強です
「……結奈。」
竜也に呼ばれた。
振り返ると、竜也は小指を私のほうに向けていた。
「結奈。買い物絶対付き合ってやるから。約束。」
竜也……。
「……顔赤いよ?」
「うっせーー!それより早く指だせ///!」
ふふっ…。
照れちゃって♪
そう思いつつ私は小指を出した。
竜也はそれに自分の小指を絡めて……。
「約束な……。」
そういって微笑んだ……。
かっこいぃ……///
私は顔を真っ赤にして竜也と同じように笑った──。