大切な存在



「おーい、そこの新入生2人!


ホーム始めるぞ」



声がした方を見てみると、


先生が痺れを切らしたような顔で


こちらを見ていた



『あ、先輩じゃあまた…』



「ああ、またな!


明日の放課後迎えに来るよ


バスケ部のみんなにも紹介したいし」



『はい、分かりました!』



先輩にぺこっと頭を下げて


私と悠は先生の方へと歩き出す

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