光の射す方へ




「うまかったよ。」


歩太の言葉と笑顔で、私は、胸がいっぱいになった。



歩太の笑顔をこれからもずっと隣で見ていたい・・・。


来年も、再来年も、この先ずっと、歩太の誕生日を一緒に笑って過ごしたいって
思ったんだ・・・。





「プレゼントがあるの!」



ベッドの下に予め隠しておいた、プレゼントの袋を、歩太に差し出した。




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