光の射す方へ

「嬉しい･･･。歩太、ありがとう。」



私は、ぐちゃぐちゃの顔に精一杯の笑顔で、歩太に言った。


歩太は、すごく優しい顔で私を見ると、

「俺の方こそ･･･、こんな誕生日、初めてだよ。ありがとな。」



そう言って、私の頭を撫でてくれた。





「歩太、大好きだよ！」



何度も、何度も言いたかった。




私の気持ち、伝わったんだ･･･。



受け入れて、くれたんだね･･･。



ホントにありがとう。





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