光の射す方へ


「ねぇ、リカ。アイツ何様なの?何なの?あの態度!」



バックルームを出ると、美月は歩太に対する怒りを露わにした。



「ミッキー、怒んないのっ!初日で、ちょっと緊張してるだけだよ!ねっ?」



私は、なだめる様に美月の頭を撫でた。



「リカは、甘いねぇ〜。」



何とか、美月に笑顔が戻ったところで、私は、調理場で料理を受け取る。


「いただきまぁ〜す。」




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