光の射す方へ
小学5年生の林間学校も、6年生の修学旅行も歩太は、行かせてもらえなかった・・・。
そして、6年生の冬。
学校の委員会で、帰るのが、いつもより遅くなってしまった歩太は、家に入れてもらえなかった。
何時間経っても、そのドアが開く事はなかった。
真冬に半袖の歩太は、寒さに耐えきれず、近くの公園の遊具の中で夜を過ごした。
そのまま眠ってしまった歩太が、目を覚ました時、
歩太は、病院のベッドにいた。
.