光の射す方へ




歩太のその時の格好と、体にある、たくさんの傷。




病院の通報で、歩太は保護された。




歩太はそのまま、家に帰る事はなかった。



それでも、歩太は家に帰りたかったと言う・・・。



突然、家族から引き離された歩太は


家族から捨てられたんだと思った。




施設に入った歩太はどんどん、心を閉ざして行った。




お父さんは、何度か面会に来てくれたけど、お母さんが来てくれる事は1度もなかった。




そして、歩太が中学2年生になった頃には、お父さんも面会に来なくなった。





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