光の射す方へ



「・・・何やってんの?」





向かい合って座り、


握り合った両手。



触れそうな距離の唇・・・





ごまかし様がない・・・。






その時、歩太が、圭太の方へと振り返った。





「俺、コイツと付き合ってるから。


・・・こんなトコで悪かった・・・。」




歩太は、圭太にそう言って謝った・・・。





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