光の射す方へ




圭太は、すごく驚いていたけど、




「お前には、借りがあるから、黙っててやるよ・・・。


もうすぐ、みんなも来るから・・・。



これからは、気をつけろよ。



それから、


・・・リカちゃんの事、俺、まだ諦めた訳じゃないから・・・



チャンスがあれば、

奪うよ・・・。」



圭太は、私と歩太にそう言った。



そう言いながらも、歩太を見つめる圭太の目は、すごく、温かかった・・・。




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