光の射す方へ
次々と入るオーダーに追われて、歩太にゆっくり説明することも出来ずに、ドリンクを作る私を、歩太は、横でじーっと見ている。
「リカ、すごいね。」
って感心する歩太に、
「歩太もすぐ、出来る様になるよっ!」
そういうと、嬉しそうに笑った。
「おつかれ。二人とも、もう、上がっていいよ!」
仕事が終わると、私達は歩太の家に向かった。
こうして、たまに、どちらかの家で一緒に夜を過ごす。
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