光の射す方へ



明るさや、背景の色を選んでいると、歩太は「へぇー」っと少し、関心を示し始めた。



歩太は、プリクラも初めてなんだね・・・?


「歩太、撮るよ!カメラ、ここだよ!」


3・2・1 ・・・カシャ



歩太の、マヌケな顔が可愛いい。


それを見て、歩太も、「ははは!!」と笑っている。



2回の撮影は、私も歩太も、すごく幸せそうに笑ってた。



そして、3回目・・・


「歩太、チューしよ?」



私が、そう甘えて言うと、歩太はキスをしてくれた。



カシャ



撮影が終わっても、私達の唇は、離れない・・・。



だんだん、激しくなっていくキスに、時々声が、漏れそうになるのを、必死で抑えた・・・。



「あ・・・ゆた、もう、ダメだよ・・・。」


そう言っても、歩太はキスを止めない・・・



.
< 177 / 254 >

この作品をシェア

pagetop