光の射す方へ




今からじゃ無理だろうと思っていたのに、アッサリと通ってしまい、私は歩太と一緒に貸し切りの温泉に入る事に、なってしまった・・・



「歩太、先に入っててよ?」


私が言っても聞いてくれない・・・



歩太はサッサと浴衣を脱いで、

・・・パンツも脱いだ・・・



見られるのも恥ずかしいけど、


見るのも恥ずかしいよ・・・



私が、もたもたしていると、歩太が私の浴衣に手をかけた。


「ちょっ・・・自分でするからっ・・・」



「ダメ!リカ遅いっ!」



私は、ようやく降参して、歩太に任せた。




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