光の射す方へ



休憩時間が終わり、私達はまた、仕事に戻った。



歩太が、返事をしてくれた事を思い出すだけで、私はすごく幸せな気持ちになれた。




「リカちゃん、何かいい事でもあった?」



仕事中、1人でテンションを上げる私に圭太は、不思議そうに尋ねてくる。



「ちょっとね〜!
いや、結構いい事あったかもっ!!」


私は笑顔で圭太に答えた。




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