ツンデレsnowprincess.+*


「あのさ、シユウ…、」

好き。という言葉を切る。

『『本当の自分』を晒した王族の女は
大切な人を失います。』

あの時のお母様は、悲しい目をしてた。
お母様の大切な人はきっとお父様。

私が幼い頃に亡くなっていて、
もう顔すら思い出せない。

お父様の死が呪いだとすれば。
呪いの連鎖に当たるのは私。

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