ツンデレsnowprincess.+*
「言ったろ?俺はお前のピンチには
駆けつける。これからは、夫としてな。」
妖しく笑うシユウはさも自信満々に
自分の所有物のように2,3跡を付ける。
「シユウ、やめてってばっ・・・。」
「ん~?」
聞こえないのかよ!!
絶対聞こえないふりだろ!!
「ん。完了。行くぞ。」
行くぞ。じゃなーい!!
「どうしてくれんのよ・・・ばか。」
俯きこぼしたため息は、
私1人だけ聞こえてる。
上気した頬を押さえ、民衆のもとへ急ぐ。