放課後の生徒会室。
とまぁこんな理由で、俺は今日もせっせと仕事をこなしていた。




今日から来る副寮長兼雑用係でやってくる、藤村千穂の事を考えながら。



あの女、やっぱり1年前の奴にそっくりだ。



あいつを1年前見たときから、決めていた。


絶対、あいつの身体も心も隅から隅までもらうことを。



そんな事を考えながら、仕事をしていると…。



コンコン


会室のドアがノックされた。


誰だ?こんな早い時間に。

まだ10時42分だぞ?


友哉な訳ないし…。



とりあえず俺は


時『誰だ!生徒会役員なら入れ。鍵は開いてる』



だが、この人物は3分経っても一切入って来ない。



何を躊躇してるんだ…?


俺は立ち上がって、扉の前に立って


時『どうした??入らないのか?』


と言って扉を開けた。
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