こわれもの
弱さに別れを
本当の愛とは何なのだろう。
独占したいと願うほど、相手は離れていくようで。
相手の幸せを願うのが本物の愛だというのなら、彼女にとって、愛は重すぎるものでしかなかったのだろうか。
幸せとは、必ずしも自分のそばにあるとは限らない。
相手の幸福だけを望む愛。
自分の幸福のみを求める恋。
どちらも尊い感情。
決して、間違ってなどいない。
■弱さに別れを■