年下男子の甘い誘惑


「美咲さんて、彼氏いないんですか?」


「彼氏は…




仕事よ」



仕事、仕事の毎日に最近は恋もご無沙汰だ。



「仕事が恋人じゃ寂しくありません?」



新人くんは嫌みな事をさらりと言ってくる。



……可愛いと思った私が馬鹿だった。



溜め息を漏らして、資料を開こうとしたら、




「!!」


急に掴まれた腕。


「何するのよ!」




「美咲さんに触れたかったんです。
駄目ですか?」



新人くんの高めの声が私の心を揺さぶる。















< 2 / 4 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop