初恋 ~幼馴染みへの恋~
**翌日**


「流樹くん、おはよう。」


「おはよー。」


今日から一緒に学校通うことになりました

悠、制服似合いすぎ。


「流樹くんって偏差値どれくらい?」


「68とかその辺。悠は?」


「89くらい?」


「めちゃめちゃ頭ええやん!」


「授業聞いてたら普通だと思うけど…」


授業聞いてるだけでそんなんやったら全員頭ええわ。

ってゆうか、悠と同じ高校行かれへんやん。

やって悠、多分、学年で一番頭ええもん。


「悠って定期テストいっつも何位ぐらいなん?」


「1。」


うん。悠と同じ高校行くんはキツイわ。


「やっぱりセンコーに頭ええ高校薦められたりするん?」


「まぁ…。でも私、そーゆーとこ行くつもりないし…」


「え?なんで?」


頭ええんやったら頭ええ高校行ったらええやん。


「その学校、家から遠いし、お嬢様とかばっかりの高校でさ、友達作れそうにないし…」

あぁ、成る程。




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