初恋 ~幼馴染みへの恋~
『ここで、皆さんに重大発表があります
実は、男子の部、女子の部の1位の如月さんと真田くんはカレカノなのです!』
「なっ…!」
『ということで、お二人さん♪
キス、しちゃって下さ~い♪』
観客席の盛り上がりは最高潮。
これは観念するしかないな…
俺は抵抗を諦めて悠に近づいた
「ホントにするの…?」
「ここまで盛り上がってもうたからには観念するしかあらへんやろ?
それとも、俺とすんの嫌か?」
「嫌じゃない…」
と言った悠に顔を近づけた。
チュッ
と、キスしたのは悠の頬。
観客席からは本間にキスしたようにしか見えてへん。
悠は顔を真っ赤にしてる
可愛い…
「俺がこんなとこでやるわけないやろ?」
と耳元で言うとコクリと頷いた。
悠、これからもずーっと一緒やで。
ーHappy Endー