初恋 ~幼馴染みへの恋~
「あ…」
悠が玄関の扉の前で鞄をあさりながら言った
「どーしたん?」
「カギ…わすれた…」
「おばさんとおじさんは?」
「仕事だから今日は帰ってこない…」
「ほんなら俺ん家居る?」
「いいの?」
「おかんやったらええって言うやろ。」
「ありがと」
二人で俺の家に入った
「ただいま~」
「おかえりー♪
ってあれ?悠ちゃん?どしたの?」
おかんが言った
「カギ…家に忘れちゃって…」
「澪(レイ)ちゃん旅行中やもんな。
お父さんは夜勤やろ?
泊まって行ってな。」
澪ちゃんっていうのは、悠のおかん。
二人とも仲ええから名前で呼びあってる
「ありがとうございます。」
悠お泊まり決定。