初恋 ~幼馴染みへの恋~
「ぎゃー!」
沙羅の部屋から悲鳴が聞こえた。
でも、放置。
やって今、悠に自分の作ったありとあらゆる服着せてるとこやもん。
タイミング悪かったら着替え見てまうし。
「流樹ぃ!悠ちゃん可愛いすぎ!」
沙羅が部屋のドアを乱暴に開けて悠を俺がいる廊下に引っ張り出した
悠が着てるのは白いワンピース。
うん。昨日から思ってたんやけどな。
悠って妙に色っぽいねんよな…。
「可愛いでしょ??」
「可愛ええ。」
可愛くないって冗談でも言った奴居ったら殴り殺す。
まぁ居らへんやろーけど。
「ほら、悠ちゃん、他にも着てほしい服いっぱいあるの!」と言って悠を部屋に入れようとする
「沙羅、ええ加減にせぇ。
悠が過労死するから。」
「しょーがないなぁ…
今日はこれくらいにしとく。
悠ちゃんそれ、そのまま着とく?」
「どー考えても寒いやろ。
今冬やぞ。」
「ちぇ~…」