初恋 ~幼馴染みへの恋~
~♪~♪
悠の携帯が鳴った。
悠は携帯を開いて音を止めるとまた携帯を閉じた
「昨日もやったけど、返事せんでええん?」
「うん。」
「ふーん…
ってゆうかおばさん、10年経ったのに全然昔と変わってへんな。」
「まぁ…そういう職業柄だし…」
悠のお母さんはモデルやってて、メッチャッ人気。
親父さんはおばさんをプロディースしてる事務所の社長で、昔は俳優やってたらしい。
ってゆうのも昔、映画の撮影で河原から滑って落ちて骨折したせいで、俳優は出来へんくなったから。
まぁそんな、二人から生まれてきた悠は勿論ルックスええわけで。
「なんか寒いな…
ストーブつける?」と言ったら悠がコクリと頷いた
今は10月中旬。
まぁ俺ら受験生にはメチャメチャ大事な時期なわけで…
俺と悠は部屋で勉強してる。