初恋 ~幼馴染みへの恋~

「はーるかちゃんっ♪」

水嶋くんが話しかけてきた


「はい…?」

なんでいきなり名前呼び?


「昼、一緒に食べていーい?」

水嶋くんの手にはお弁当がぶら下がっている


「私はいいけど…結香は?」


「水嶋くんはいいけど?

アホ面はちょっとねぇ~…」


「アホ面ゆーな。

ってゆうかなんで裕人はええのに俺はあかんねん」


「まだダメとは言ってないけど?」


「とりあえず、行こ?」


このまま二人ほっといたら昼休み終わる。

絶対に。


そして私達、四人は屋上へ行った


水嶋くんは「この学校の屋上って開いてたんだな~…」とか言ってる。



「悠はホント、屋上好きよね…」


「うん。」


「悠はちっこい頃から空ばっか見上げてたからな~…」


「そうだったね…」


なんとなく…空を見上げたら悩みとか全部、なくなる気がするから空が好き。




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