初恋 ~幼馴染みへの恋~
「会長さん?何のつもりか知んないけど悠に手ぇ出したらぶっ殺すから。」
「おー。怖いねー?
でも、ま、君に殺されてもいーくらい、悠ちゃんって可愛い~よね~…
手ぇ出して殺されちゃおっかな~?」
なんやコイツ…気持ち悪…っ
ってゆうか…殺す!
「わー…君ー…イケメンなのに、んな顔したら勿体無いよ?
ってゆうか君、ハルちゃんの彼氏?」
「ちゃうけど?」
「おっ関西弁じゃーん。
めずらしーね?
つーかハルちゃんは否定しないんだ?」
「流樹くんが即答したから別に言わなくてもいいかな?って事です。
ってゆうかアダ名やめて下さい。」
「えー?いーじゃん?
つーか君、ほんと可愛い~よね~
見れば見るほど可愛いってゆーか?
ねーねー?一回、ギュゥッてしていーい?」
「絶対嫌です!」
「おわ…すごい嫌われ方~…
俺、かなし~…」
と言いながら、悠に近づく。
悠は俺の後ろに隠れる。
そういえば…悠ってちっこい頃から人見知りやったよな…。
いっつも俺の後ろに隠れてた。
なんとなく、懐かしく思える。