初恋 ~幼馴染みへの恋~
「うぅ…この二人怖い…。
ハルちゃん~…助け船出してよ~…?」
「嫌です。」
「んじゃ放送でハルちゃんのバストサイズ公表する。」
「分かりました。結香、流樹くん、それくらいにして?」
悠が俺達を止める。
悠の胸のサイズなんか公表されてたまるか…。
「で?ハルちゃんスリーサイズ言ってよ。」
「…さっき図ったんじゃないんですか?」
「あんな一瞬で分かるわけないじゃん?
それに、分かったとしてもハルちゃんのお友達二人の殴りで忘れちゃうよ(笑)」
「ってゆうか、用ってそれだけですか?」
「そーだよ?
会ってみたかっただけ~♪」
「じゃあサヨウナラ。」
悠、棒読みにもほどがあるで。
「ギャー!嘘!嘘です!すいません!
いや、ね?
生徒会役員っさ、ハルちゃんの他にもう一人居るんだけどさ。
『さなだ りゅうき』って奴がいくら呼んでも出てこなくってさー。
だからハルちゃんに探してもらおーと思って♪」
「「「…それって……」」」
絶対、俺の名前や!
よぉ読み間違えられるねんよな…
ってゆうか俺も生徒会!?