初恋 ～幼馴染みへの恋～

「次、角谷先輩。」


「私は三年の角谷 樹里(ｶﾄﾔ ｼﾞｭﾘ)です。

馬鹿会長の姉やってます。

潤に何かされたら私に言いつけてね？

特に悠ちゃんは。」


なんとなく、会長に似てるなぁ…。

外見は。


「如月達は名前知ってるからいーよ。」


「じゃあそろそろ一年入ってくるから座ろ？」

菜野果先輩が言った


「そだな。」


入学式が始まった。


「まず、始めに、今年度の生徒会役員の紹介をします」

校長っぽいのが言った


「三年、角谷 樹里」

「はい。」

角谷先輩が言った


「三年、城元 菜野果」

「はい。」


「二年、生徒会 会長、角谷 潤」

「はい。」


「二年、森永 泰人」

「はい。」


「一年、真田 流樹」

「はい。」


「一年、如月 悠」

「はい。」


「以上六名。」