初恋 ~幼馴染みへの恋~
第三章
ライバル ~side. 流樹~
~side. 流樹~
高校入学から1ヶ月。
学校にも大分馴れてきた。
『一年、生徒会役員の如月悠さんと真田流樹君は至急、生徒会室に来て下さい。』
え、マジで?
今、授業中なんやけど…?
「真田と如月、行ってこい。
もぅ五分しかねーし。」
後五分しかないなら我慢せぇや!
「流樹くん、行こ?」
「おぉ。」
なんか脱力…。
思い足取りで生徒会室に入った
「おっ来た来た♪」
「会長…頼むから後、五分ぐらい待ってや…」
「ま、いいじゃん♪
んで、今日はなんと…!
生徒会役員がも一人増えることになりました~♪
ちなみに一年な☆」
「へぇ~…んで?ドイツ?」
「今、呼ぶから♪
けーとー!!さっさっと出てこい。」
生徒会室の扉がガラッと音をたてて開いた