初恋 ~幼馴染みへの恋~

友達=敵? ~side. 流樹~


ガラッ


渓斗と二人で生徒会室に入った


「よしっ!そろそろ会議始めるかっ♪」

会長が言った


「まずは、もうちょっとで何のイベントあるか知ってる??」



「宿泊学習?」

俺が言った

それしか思いつかへん…。


「それもだけど、もう一個。

毎年恒例☆青蘭高校ミスコン大会ってのがあってさ♪


それに毎年、生徒会役員から男女二人ずつ出場させてんだけど…誰がいい??推薦な♪♪」


全員の視線が悠に向く。


「やっぱ、ハルちゃんだよねっ?」

会長が言った


「え?」

悠は驚いてる。


悠、自分の事、人並みやと思ってるからなぁ…

鏡見たことあるんかな?


悠、その辺のアイドルとかモデルなんかの何倍も可愛いのに…。



「ハルちゃんいいよねっ??」

会長が妙な威圧感を出して言った


「え…嫌です。」

会長、威圧感出した意味ないやん。


「如月、いいよな?」

今度は森永先輩が言った


「…はぃ…」

森永先輩の頼みってなんか断られへんねんよな…



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