先生、大好きですっ。
プロローグ
高校2年生になる始業式の前日、午後23時。
私、姫乃雫 16歳 は、出会ったのだった‥
近い未来、私の心に光をくれる人に…
その人の名前はまだ知らない。
「こんばんわ、こんな時間に女の子が一人でうろついてたら危ないよ?」
「別に…あんたに関係ないじゃん」
「いや、ある、大有りだよ~、だって俺は……」
喋りかけたところで、トラックが通り過ぎて、聞こえなかった
「なに?聞こえなかったんだけど」
「俺、一回言ったことは言わない主義だから~♪ それに、すぐにわかることだからねっ☆」
…なに、こいつ‥うざぃ。
「じゃ、またね~☆早く帰りなよ~」
そう言って手を振りながらか消えていった…
まさかあいつと、翌日に再開するとは知らずに…