私の隣

from譲

「じゃあまたな景!」


「はい!
 譲さんまた学校で!!」


そう言って景の家を出たのは5時半だった。


思ったより遅くなったけど蜜華と飯を作ってるならまだ出来上がってないだろうな。


俺は急いでバイクに乗って憂の待ってる我が家に向かう。


急いでといっても安全運転。


事故ったりなんかしたら憂が悲しむからな。


ってちゃんと分かってたんだ。


だから信号が青だろうが赤だろうが注意しとかなきゃいけなかったんだ。

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