私の隣
「じゃあ憂。
 憂また明日ね!」


「うん!
 また明日ぁ…ってぁ-ぁ。」


蜜華と家の前で分かれた私は鍵を忘れてたことに気付いた。


鍵かかってるし…?


ピンポーン


誰もいないことを分かっていながら鳴らしてみた。



「ハーイ!」


誰もいないはずの家から声がした…


だけどママやパパ,優の声じゃない。


……気のせいだよね?


……空耳だよね?


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