私の隣
引き攣った笑顔でアイスをすくう道具を受け取りアイスを次々に重ねていく俺。


結果は…



「おめでとうございます。
 20個で記録更新ですね!」


店員さんはカメラを手にもっていた。


確か記録をつくった人の写真は次の記録が出るまで店に貼られるんだったな。


俺はアイスと憂と写真に写り店を後にした。


この後も憂の“我が儘"は続いた。


あるブランドショップでは女装しろ,UFOキャッチャーではでかいぬいぐるみが欲しいとか…。


気付けばもう日は傾いていた。


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