私の隣
病室の中に入ると人が1人。


その“人"は俺を見るなり目を吊り上げた。



「あんた3日もお見舞い来ないでなにやってたのよ!!
 別荘にもいないし病院も来ないでみんな心配してたのよ!?」


その“人"は蜜華だった。



「ごめん…。
 でも説教は後にして。」


俺はそう言って憂の横に座り手を握って謝った。


そんな光景を見て蜜華は泣き出した。


俺はポケットから指輪をだし憂の左手の薬指にはめた。



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