私の隣
憂。


俺お前がいなきゃ社長は務まらないんだってさ。


憂が眠ってる間に幼稚園の先生をやりながら経営学を学んでおくよ。


そしたら少しは憂への負担が減るだろ?


よかったな憂。


奥さん想いの旦那さんで。


これを憂に言ったら少し顔を赤く染めて『バーカ』って言うんだろうな。


その言葉を聞けるの楽しみにしてるよ。


大切な憂。


俺はこの道を選んだこと絶対後悔しない。


あの手紙嬉しかったけどやっぱり……


憂の隣にいたいから


幸せになりたいから


手紙は元に戻しておくよ。
< 280 / 330 >

この作品をシェア

pagetop