可愛いアイツは俺のもの。



「あぁ…わるいな、聞いてた。」





「っ…。忘れてもらえますか…?」





「興味ねぇからな。いいぞ」





こいつがあまりにも上目づかいでこっちを見上げてくるもんだから俺は勢い余って目をそらした。





「ありがとうございます…。」





「まぁ、なんだ…その…お前は頑張ったと思うけどな」





頭にポンと手を置いて俺はそこから離れた。





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