私と彼とその彼女
「う・・・ん・・・」
まぶし。
っ!
てか、ここどこ?
私なんで、ここにいるの?
だって、さっきまで体育の・・・
「千春!!!!」
「えっ!?紅葉!?どうしたの?」
「ははっ^^お前何にも覚えて無いのかよ」
「えっ!?蓮?!」
「ホントに。急に倒れるからびっくりしたよ~」
「えっ!?夏樹君!?」
何!?何があったの?
私が何かしたの?
「だから、千春はさっきの体育の授業で倒れたの」
「えっ!?私、倒れたの??」
「うん。でね、それを夏樹君がここの保健室まで運んでくれたの」
「夏樹君が!?」
「うん。夏樹君が」
「えっ!もう何が何だか・・・」
「まぁ、今日は帰って良いって。保健の先生が」
「そうなんだ・・・。ホントにみんなイロイロありがと」
「いえいえ^^」
「紅葉~」
「じゃあ、俺ら次の授業あるから」
「うん。ありがと蓮」
「お大事に」
「ありがと夏樹君」
私はこの時きずいてなかった。
夏樹君の顔が真っ赤だった事を。
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