私と彼とその彼女
「も~。いきなり倒れるからびっくりするじゃない」
「ゴメン。お母さん・・・。私も倒れるなんか思っていなくて」
「まぁ、自分の部屋でしっかり休んでおくのよ」
「うん」
こうして、自分の部屋にもどった。
「は・・・・ぁ・・・」
今日は何が何だかわからない1日だった。
まず整理してみよう。
体育の時間、私は熱で倒れた。
     ↓
で、紅葉の話によると夏樹君に保健室まで運ばれた。
     ↓
そして、みんなが保健室まで来てくれた。
こう言う事になる。
うん?
まてよ?
私は夏樹君に保健室まで運ばれたって言う事になる。
夏樹君に保健室まで運ばれた・・・
え~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!
うそ~!
もー、最悪。
私チョー恥ずかしいじゃん!
でも、お礼言った方がいいのかな?
[今日は保健室まで運んでくれてありがとう!
 私重くなかった?]
送信。
あ~!
送っちゃった!
絶対、重かったよね。
はぁ・・・。
こんな事を思っていたら、いつの間にか寝ていた。
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