私と彼とその彼女
「おい」
うわっ!
先生によばれた。
「ちょっと、これを隣のクラスに持って行ってくれないか?」
よかった~。
怒られないで。
しかも、隣のクラスって夏樹君が!
「はいっ!わかりました!」
先生に言って走って、隣のクラスに行った。

<ドキドキ>
なんか、違うクラス入るのって、緊張する。
「失礼します!」
私は言った。
あれ?
誰もいない。
何で?
私、教室、間違えた!?
いやいや!
そんな事は無い!
<ガラガラ>
えっ!?
誰か来た!
どうしよ~。
「どうしたの?千春?」
この声は・・・。
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