性同一性障害



日を追うごとにどんどんまーくんのことが好きになる。



段々感情が抑え切れなくなった私は

学校で友達のナオに相談してみることにした。



私「ねーねー…相談あるっちゃけど…。」



ナオ「おー!どした?」



私「実はさ…前からまーくんのこと好きやったんやけど、どう思う?」



ナオ「え!まーくんってまさとくんのことやろ?」



私「うん…。」



ナオ「へー!まさとくん好きやったのは意外やけど、別にいっちゃない?まさとくん優しいし面白いし!」



私「…っだよね!それで告白しようか迷っとるったい?どうしよ…。」



ナオ「いーじゃん!好きなら告っちゃいなよ!まさとくん人気者やし、他にも狙っとる子おるかもしれんやん?早い者勝ちだって(笑)」



私「…うん!じゃあ今日言ってみよっかな。」





その日さっそく帰ってからまーくんにメールをする。

意外と照れ屋な私は

直接気持ちを言ったほうがいいのかもしれないけど

そんな勇気はなく

メールで気持ちを伝えることにした。



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