繋いだ手
「これから大事な話があるから…」

『ん。』

妙な感じ。

「あんな…」

急速に早くなる心臓。不安は徐々に高まってく。


「俺と別れてくれ…。」

一瞬なんだか分からなくなった。

『えっ…?なんで?意味分らん…。』

「別れるのに理由なんているん?」

いきなり冷たくはかれた言葉。

「じゃあ…。」

山本はそーゆーと公園を出ていった。

あたしはただ呆然としていた。


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