繋いだ手
『……。』

「神田?」

『あたしなんかでええの?』

「うん…。」

有里は泣いてしまった。
うれしすぎて。


晴れてカップルになった。


*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-


ここまでは陽平も知ってる話。

「でもなこの話しには続きがあんねん。」

玲はゆっくりと話始めた。

「山本君と付き合い始めたあの日有里あたしに電話してきたんよ。なんて言うたと思う?」

「分からん…。」


*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

『玲~。山本と付き合い始めた~♪』

「いつ?まさか今日?」

『うん!!!』

有里は嬉しそうに玲に報告した。


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