繋いだ手
今度はさっきよりはっきり。

「かんだー。」

声の持ち主は屋上だった。

あたしは180度回転させ学校の屋上へ向かった。

急いで階段を登る。
屋上へと続く道の中。

ずっと考えてた。

さっき呼んだんは山本?
でもあたしら別れたんだよね?
でも分かんない。
どうして?

そんな疑問を持ちながら必死に走った。

早く山本に会いたくて…。

屋上についた。
ゆっくりと扉を開けた。

そこには…。


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