桜が舞い散る
お前ら本当にデカクなったな。



俺の気持ちにまで気付いて。



「あ~ありがとな。」



俺は笑顔で礼を言った。



「「「「「はいっ」」」」」



笑顔で返って来た返事。



本当にいい笑顔してるな。



コイツらにも最初は闇があった。



だけどその闇を越えて見付けた本物の笑顔。



そして自分の力で見付けた一生もんの仲間。



「ふっ。お前らは俺に取って最高で自慢の後輩だよ。」



そう俺が言うと照れた様に笑う五人。



本当に可愛い奴等だ。



「桜の事頼むぞ。」



「「「「「はいっ」」」」」



うん。
今のコイツらなら大丈夫だ。



きっと桜を救ってくれる。



桜に本物の笑顔を思い出させてくれるよな。






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