桜が舞い散る
あの子。お姫様。から女だと分かる。



私の近くにいる女。



そんなの一人しかいない。



でも信じたい。



私は彼女を信じたい。



「言いたいのはそれだけ?だったらもう帰ってもいいかしら?」



「はあ?まだ終わってねーよ!!
《青龍》には今後一切近づかない。って誓えよ。」



「誓ったらこのまま返してやるよ。」



何を言ってるの?



「そんなの誓う訳ないでしょう。」



私は言った。




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