桜が舞い散る
それにしても桜はいつから起きてたんだ?



「先生疲れた。部屋に行きたい。」



そう言った桜に



「そうだな。行くか。」そう言って歩き始めた潤達。



小次郎わと言うと桜の目の前まで行き手を広げている。



そして桜も何の躊躇いもなく小次郎の手の中。



言ってしまえばお姫様抱っこを小次郎にされていた。



あれれ?この展開について行けてないの俺だけ?えっ?意味わかんないですけど、



確かに桜は小次郎に異常になついてたけどもっ!なついてたけどもっ!普通にお姫様抱っこされるほどの仲だったのかっ!



あり得ねー小次郎殺す。



「小次郎ーっ!!桜を離せっ!!」



俺は言った。が、そこに小次郎の姿はなかった。



居たのは《青龍》の下のメンツ。



そして言われた一言「小次郎さん達なら部屋に行きましたよ?」小次郎、マジで殺す。



俺は階段を二段飛ばしで上り部屋の扉を勢いよく開けた。






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