桜が舞い散る
そんな事を思いながら入った私は次の瞬間驚いた。



「おー楼真じゃないか。どうしたんだ?」



「桜と付き合う事になったから、じいちゃんに報告しよう~見たいな?」



「そうかそうか。おめでとう楼真。」



「お~ありがとう、じいちゃん」



楼真?じいちゃん?え?え?え?どう言う事?は?意味分かんない。



「おーい桜ー帰ってこーい!」



私は先生の声で現実に帰って来た。



「桜、混乱中?」



はあ?



「そんなの当たり前でしょう。
何にも説明無しに連れて来られて?
それだけでも混乱してるのに先生と理事長は親しげだし
何か楼真とかじいちゃんとか意味分かんないし混乱もそりゃするでしょう。」



「まあそれもそうか。じゃあ簡単に説明をしようっ!
ここに居る理事長は父さんの父親で俺のじいちゃんだ!
で、じいちゃんである理事長に俺と桜の事を報告しに来た。
それとこれからの事を相談しに来た。」



< 209 / 239 >

この作品をシェア

pagetop